“蓮舫体制”批判の声も 民進党が都議選惨敗を総括[2017/07/11 11:51]

 東京都議会議員選挙の大敗を受けて、民進党は11日から所属議員のヒアリングを始めました。党内からは蓮舫体制を批判する声が出ています。

 (政治部・村上祐子記者報告)
 議員会館で現在、ヒアリング中ですが、マスコミはシャットアウトして行われています。さらに、箝口令(かんこうれい)も敷かれていて、参加者からは党の出直しを求める声も上がったようです。蓮舫代表としては、議席を半分以上、減らした今回の都議選の結果を厳粛に受け止める考えです。今月中に敗因を総括したうえで、次の衆議院選挙に向けて再スタートを切りたいところです。ただ、党内は一枚岩ではありません。「反自民の受け皿は都民ファーストだった」「最悪のシナリオは蓮舫体制が続くことだ」という声も上がっていて、不満はマグマのようにたまっています。あるベテラン議員は「次の臨時国会までに体制一新だ」と述べていて、今回の対応次第では執行部の責任論にさらに火が付いて、党内がぐらつく可能性もあります。

こちらも読まれています