菅官房長官 欧州市場へ日本酒の輸出拡大に意欲[2017/07/24 08:02]

 日・EU(ヨーロッパ連合)の経済連携協定の大枠合意を受けて、菅官房長官は高級日本酒の原料となる酒米の産地を視察し、ヨーロッパ市場に向けた日本酒の輸出拡大に意欲を示しました。

 菅官房長官:「日・EUのEPA(経済連携協定)というのは新たに5億人の市場ができるわけでありますので、最大のチャンスと思います」
 酒米を巡っては2013年まで行われていた生産調整が見直され、需要に応じて増産が可能になりました。さらに、日・EUの経済連携協定の大枠合意で、日本酒の関税が即時撤廃されることになりました。このため、菅長官は酒米の生産を拡大し、ヨーロッパ市場に向けて日本酒の輸出促進を図っていく考えを強調しました。

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