「総理のご意向」で食い違い “加計問題”集中審議[2017/07/24 10:30]

 国会では、安倍総理大臣も出席して集中審議が行われています。加計学園の獣医学部設置に「総理のご意向」があったかどうかを巡って、和泉総理補佐官と文部科学省の前川前次官の主張が食い違いました。

 和泉総理補佐官:「『総理が自分の口から言えないから私が代わりに言う』。こんな極端な話をすれば、私も記憶が残っている。そういった記憶は全く残っていないし、言っておりません。言っておりません」
 前川前文科次官:「総理と加計理事長とが、ご友人であることは認識していた。加計学園が今治で獣医学部を作りたいという希望を持っていることも、担当課から説明を受けて聞いていて知っていた。私は、『総理が自分の口から言えないから』というお言葉を聞いた時に、これは加計学園のことであると確信した次第だ」
 また、安倍総理は、「加計理事長は政治家になる前からの友人だが、獣医学部の新設に関して働き掛けや依頼は全くなかった」と強調しました。

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