京都御所など入場料徴収し整備費用に 自民が提言[2017/07/28 07:08]

 自民党の行政改革推進本部は、京都御所や桂離宮など皇室用の施設について、「入場料を取って観光資源としての整備費用に充てるべきだ」と安倍総理大臣に提言しました。

 自民党・河野行革推進本部長:「迎賓館で早くきちっとした費用を頂いて、例えば国賓がいらっしゃらない所に宿泊してもらうことも可能だと思う。宮内庁、あるいは文化庁や有識者の方に利用と管理をどう両立させるかということをしっかり考えてもらいたい」
 また、河野本部長は「畳の傷みが放置されている」などと設備の劣化を指摘しました。現在、京都御所や桂離宮などの皇室用施設は入場料を取っていませんが、提言では外国人観光客を呼び込む観光資源として整備するため、入場料の徴収を検討すべきとしています。また、施設の管理運営は宮内庁が行っていますが、京都に移転される予定の文化庁に移管することも検討すべきとしています。

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