日米双方への脅威増した…日本政府、NSCで対応協議[2017/07/29 16:01]

 北朝鮮の弾道ミサイル発射から一夜明けて、安倍総理大臣は「日米双方にとって北朝鮮の脅威が増したことが現実のものとなった」と強調しました。

 安倍総理大臣:「今回のICBM(大陸間弾道ミサイル)級ミサイルの発射は、日米双方にとって北朝鮮の脅威が増した。そのことが現実のものとなったことを認識するに至った。そのことが明確になったことを認識するに至ったわけであります」
 政府は29日午後、NSC(国家安全保障会議)を開き、アメリカや韓国など関係各国と緊密に連携し、万全の態勢を取る方針を確認しました。また、この会議に先立って岸田外務大臣はアメリカのティラーソン国務長官と電話で会談し、北朝鮮に対して「最大限の圧力をかけていく必要がある」という認識で一致しました。また、日韓外相の電話会談も行われ、厳しい措置を含む国連安保理決議の採択に向けて日米韓で引き続き緊密に連携する方針を確認しました。

こちらも読まれています