陸上自衛隊“日報問題” 岡部陸上幕僚長が引責辞任[2017/08/09 07:07]

 南スーダンPKO(国連平和維持活動)に派遣された陸上自衛隊部隊の日報に関する問題で、陸上自衛隊トップの岡部陸上幕僚長が8日付で引責辞任しました。

 岡部俊哉陸上幕僚長:「情報公開への真摯な対応、そして適切な文書管理を行うとともに、内局・統幕・各幕と一体となって、誠実かつ愚直に与えられた任務を遂行することにより、国民の信頼を回復していってもらいたい」
 先月に公表された南スーダンPKOの日報を巡る特別防衛監察の結果では、陸上自衛隊の文書管理や情報公開への対応が不適切だったと厳しく指摘されています。岡部陸上幕僚長は、「一連の事案の責任を取る」として当時の稲田防衛大臣に辞職を申し出ていました。後任には山崎幸二北部方面総監が起用されました。

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