防衛省、オスプレイ飛行再開容認 豪州墜落事故受け[2017/08/11 08:22]

 防衛省はアメリカ海兵隊の新型輸送機「オスプレイ」がオーストラリア沖で墜落した事故を受け、これまで自粛を求めていた飛行再開を容認したことを明らかにしました。

 アメリカ軍から報告を受けた防衛省によりますと、事故は海上を移動する艦船にオスプレイが着艦する際、デッキに衝突したということで、乗員26人のうち3人が死亡しました。防衛省はアメリカ軍がオスプレイに機械的、構造的な欠陥はなく、安全な飛行は可能だなどと説明していることを理解できるとし、飛行再開を容認したことを発表しました。引き続き、安全に最大限の配慮をした飛行を求めていくことが妥当だとしています。オスプレイは10日から北海道で行われている日米共同訓練に参加するものとみられます。

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