無人偵察機「グローバルホーク」 導入中止を検討[2017/08/22 05:58]

 防衛省がアメリカから導入を予定していた無人偵察機「グローバルホーク」について、費用がかさむため、導入を中止する方向で検討を進めていることが分かりました。

 グローバルホークはアメリカ軍が運用している無人偵察機で、防衛省は3機、購入し、2019年度末から青森県の航空自衛隊三沢基地に順次、配備する方針を固めていました。しかし、政府関係者によりますと、アメリカ側から見積もり価格が510億円から630億円程度に上昇し、納入時期も1年以上遅れると通告があったため、導入を中止する方向で検討を進めているということです。防衛省は情報収集衛星の整備などにより、グローバルホークとほぼ同等の情報を得られると分析しています。

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