自民・石破元幹事長 衆院解散時期で安倍総理を牽制[2017/09/06 08:00]

 自民党の石破元幹事長は、政権維持のために衆議院の解散時期を決めることは「私の趣味ではない」と述べ、安倍総理大臣の動きを牽制(けんせい)しました。

 自民党・石破元幹事長:「政権の恣意(しい)によって解散の時期を決めるというのは、私のあまり自分の趣味ではございません。権力は国家国民のためにあるもので、己の栄達のためにあるものではない」
 石破元幹事長は、「本当に国民に信を問う時に解散すべき」と述べ、憲法改正が発議できる衆参両院の3分の2の議席を維持するためや長期政権のために恣意的な解散を行うことを牽制しました。石破元幹事長は、次の衆議院選挙の争点は消費税10%への引き上げの是非になるという考えを示し、「今度も先送りするなら、社会保障の具体像を示さないのはいくらなんでもひどかろう」と釘を刺しました。

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