日韓外相「圧力かけて行動させ、その後に対話」[2017/09/07 10:31]

 ロシアを訪問中の河野外務大臣と韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相が会談し、北朝鮮の核実験を受けた国連の安全保障理事会の新たな制裁決議の採択に向けて日韓で緊密に連携していく方針を確認しました。

 河野外務大臣:「日韓、立場に差がないということを確認をしましたし、今きちんと圧力を掛ける。それによって北朝鮮の行動を引き出して、それから対話という方向性についても日韓一致をしております」
 会談は当初の予定を上回って約50分間、行われました。北朝鮮問題に関する認識と国連安保理の新たな制裁決議に関する対応について協議し、アメリカも含めて日韓で緊密に連携していくことで一致しました。一方、懸案となっている慰安婦問題や徴用工問題も話し合われました。詳細は明らかになっていませんが、河野大臣は「未来志向で今後も議論していく」と確認したことを強調しました。

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