安倍・プーチン会談 北への制裁 温度差浮き彫りに[2017/09/08 05:52]

 安倍総理大臣はロシアのプーチン大統領と会談し、北朝鮮への制裁の強化については温度差が浮き彫りとなりました。

 2人は笑顔で握手をしましたが、安倍総理が発言している際に、プーチン大統領は鋭い目でにらみ付けるように話を聞いていました。
 安倍総理大臣:「日ロ両国は国連安保理の場も含め、今後も緊密に連携、緊密に協力していくことで一致した」
 プーチン大統領:「(問題の解決は)政治的・外交的手段によってのみ可能というロシアの見解を伝えた。まずは緊張状態を緩和し、その後、すべての関係国と対話にこぎつける」
 会談は少人数会合の後、通訳のみを残して安倍総理とプーチン大統領が約20分間、1対1で話をしました。安倍総理は国連安保理での北朝鮮に対する新しい決議の採択に向けてプーチン大統領に直接、働き掛けましたが、譲歩を引き出すことはできませんでした。

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