「ミサイルの動き完全に把握している」安倍総理[2017/09/15 11:47]

 15日朝、北朝鮮がまたミサイルを発射しました。日本政府は直ちにNSC(国家安全保障会議)を開いて情報を分析し、対応を協議しました。

 (政治部・藤川みな代記者報告)
 安倍総理大臣は「今こそ国際社会の団結が求められている」として国連の制裁決議の完全な履行を求めました。
 安倍総理大臣:「平和的解決への強い意志を踏みにじり、北朝鮮が再びこのような暴挙を行ったことは断じて容認できません。北朝鮮がこの道をさらに進めば明るい未来はない。そのことを北朝鮮に理解させなければなりません」
 また、安倍総理は「ミサイルの動きを完全に把握している」と強調しました。政府は制裁決議に反発した北朝鮮が挑発行為に出るとみて、高度な警戒監視態勢を続けてきました。14日から具体的なミサイル発射の兆候を把握していて、警戒を強めていました。そして、河野外務大臣と小野寺防衛大臣はそれぞれアメリカと電話会談を行いました。今回のミサイルはグアムに十分、届く飛行距離であり、圧力強化の方針を確認しました。来週には安倍総理がニューヨークで国連総会に出席し、国際社会に対して圧力強化に協力を呼び掛けるほか、日米首脳会談や日米韓3カ国の首脳会談を行う予定です。

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