安倍総理が国連で演説 北朝鮮制裁の実施を訴え[2017/09/21 05:50]

 安倍総理大臣は国連総会に出席し、一般討論演説を行いました。ほぼすべてが北朝鮮問題という異例のスピーチで、制裁決議を確実に実施するよう訴えました。

 安倍総理大臣:「すべての加盟国による一連の安保理決議の厳格かつ全面的な履行を確保する。必要なのは行動です。北朝鮮による挑発を止めることができるかどうかは国際社会の連帯にかかっている」
 演説では、冒頭から北朝鮮を名指しで批判しています。大規模な核実験や立て続けに日本上空を通過させるミサイル発射について、「脅威はかつてなく重大で、眼前に差し迫ったものだ」と強調しました。6カ国協議など、各国はこれまで対話の努力を続けたにもかかわらず、「北朝鮮は核・ミサイルの開発を諦めるつもりなど持ち合わせていなかった」と指摘し、「必要なのは対話ではなく圧力だ」と訴えました。さらに、「すべての選択肢はテーブルの上にある」というアメリカの立場を支持すると強調しました。

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