希望の党から立候補できる?調整難航 大揺れ民進党[2017/09/30 17:35]

 希望の党への事実上の合流を巡って、30日午後3時から行われている民進党の全国幹事長会議は、2時間半が経った現在も続いています。民進党本部前から報告です。

 (政治部・延増惇記者報告)
 2時間半以上、今も会議が続いていて、皆さん予定があり、途中で抜けて、そして、それぞれ地方の幹部の人が報道陣のインタビューに答えているという状態です。2時間半以上、それだけ今回の合流について疑問を持っている地方の幹部がいるということが分かります。取材したある候補者は「10万枚のポスターやはがきを作ったのに、それを無所属に作り直すのか、希望の党で作り直すか」。そういった事務的な作業が滞っていて、地方は特に混乱しているということです。参加者の一人に聞いたところ、「決して議論は怒号が飛んだり紛糾したりはしていない」と。ただ、「政策のすり合わせが希望の党と民進党でできているのか」。そして、「応援している候補者が希望の党なのか無所属なのか早く結論を出してほしい」と。さらに「仮に無所属だった場合はその扱いはどうするのか」という声に対して、前原代表は「無所属は想定していない」と答えたということです。こうした状況のなかで前原代表は、このまま押し通すのか、それとも方針を転換するのか、ぎりぎりの調整が今も続いています。

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