希望、候補者調整が大詰め 「リベラル切り」に反発[2017/10/01 17:35]

 民進党と希望の党の候補者の調整を巡っては、1日も色々な動きがあったようです。1日午後、希望の党の小池代表が記者団の質問に応じました。

 (政治部・白川昌見記者報告)
 小池代表はあくまで、政策などを中心に民進党出身の議員の選別を行う考えに変わりはないと強調しています。
 希望の党・小池代表:「(Q.公認の状況は?)新人の方は時間がないとなかなか準備もできないので、塾生、新人の皆さんが多かった。他は今、まさしく調整をするように話をしているところです」
 小池代表はわざわざ緑のジャケットに着替えて説明会に参加し、写真撮影などにも応じたということです。希望の党は当初、民進党からの合流組は含まずに、2日、一次公認を発表する予定でした。ただ、これに民進党側が猛反発し、若狭氏も「きょう来た人が全員、公認されるわけではない」と話しています。一方、「リベラル切り」の動きを警戒する枝野代表代行は直接、前原代表から説明を受けました。
 民進党・枝野代表代行:「何人かの方には『今、こういう状況だ』ということは相談させて頂く。選択肢というのは、色々あるのは一貫して変わっていない」
 若狭氏との交渉にあたっている玄葉選対本部長代行は1日午後、希望の党の一次公認は「民進党の出身者も含めて大きな規模での発表になる」という見通しを示しています。候補者調整の行方次第では、枝野代表代行を代表とする新党を立ち上げる構想も浮上していて、公認結果が今後の動向を大きく左右することになります。

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