衆院選 序盤は与党が過半数超える勢い その理由は(2017/10/12 11:47)

 衆議院議員選挙の投開票日まであと10日です。選挙戦は自民・公明の与党に対して、希望・維新、そして、立憲・共産・社民と3つの勢力が争う構図で始まりました。ただ、289ある小選挙区のうち与野党一騎打ちが57なのに対し、野党乱立型が227で全体の8割を占めています。このため、政権批判票が分散し、序盤の情勢は与党が過半数ラインを大きく上回る勢いです。

 (政治部・有馬央記記者報告)
 序盤の情勢を受けて、自民党幹部は「悪い選挙ではない」と手応えを感じています。これは希望の党の小池代表が出馬するかしないかに焦点を合わせ、出鼻をくじいたことが功を奏したからです。さらに、野党の共闘が崩れて首都圏を中心に候補が乱立し、安倍政権への批判票が分散したことも影響しています。ただ、公明党は候補を立てた9つの選挙区のうち、与野党1対1の構図に持ち込まれている選挙区で苦戦しています。対する野党ですが、小池代表は「安倍1強リセット」を訴えて「安倍対小池」の構図を前面に出すことで巻き返しを狙っています。日本維新の会は足元の大阪で苦戦している選挙区もあり、安倍政権の補完勢力との批判をかわすために地方分権や情報公開を訴えています。一方、立憲民主党の枝野代表は「今までになく、反応が良い」と強調していて、特に安倍政権に批判的な女性票の受け皿になっています。その立憲民主党と連携する共産党ですが、思いのほか立憲民主党の勢いに押されています。社民党は現有議席の確保を、日本のこころは議席獲得を目指しています。野党の分裂が与党への追い風になっていることについて、ある与党幹部は「数字を過信してはいけない」と引き締めを図っています。

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