迎撃ミサイル「PAC3」の訓練初公開へ 航空自衛隊[2017/10/20 15:12]

 相次ぐ北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、自衛隊は襟裳分屯基地に地上配備型の迎撃ミサイル「PAC3」を移動し、発射の手順などを確認する訓練を初めて公開することを決めました。

 小野寺防衛大臣:「過去2回、日本の上空を通過する弾道ミサイルが発射された事案がございました。この場所がちょうど襟裳の分屯地の上を飛ぶということもありますので、私どもとしては様々な状態に備えて、今回、ここに展開訓練を行うことにしました」
 訓練は今月31日に行われ、千歳基地でPAC3を運用する部隊が航空自衛隊の襟裳分屯基地にPAC3を移動させます。その後、正常に作動するかどうかや発射までの一連の手順の確認を行います。襟裳分屯基地で訓練を公開するのは初めてです。自衛隊は今後も北朝鮮による弾道ミサイル発射に備え、同様の訓練を全国各地で実施する方針です。

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