豊田氏“落選”に涙 東京では各区で接戦に 衆院選[2017/10/23 02:33]

 衆議院選挙は自民・公明の与党が今回も3分の2を確保し、政権を維持しました。一方、野党は希望の党が失速し、立憲民主党が躍進しました。注目選挙区の開票結果です。

 埼玉4区です。秘書への暴言・暴行問題で話題になった豊田真由子氏(43)は、豊田氏に代わって自民党から出馬した穂坂泰氏(43)らに敗れ、落選しました。
 豊田真由子氏:「ごめんなさい。こんな私を支えて下さって、ありがとうございました」
 続いて新潟4区です。女性候補の一騎打ちでしたが、夫の不倫問題などがあった自民党の金子恵美氏(39)は、菊田真紀子氏(47)に敗れました。
 愛知7区では、週刊誌報道を受けて無所属で臨んだ山尾志桜里氏(43)が僅差で自民党の鈴木淳司氏(59)に競り勝ちました。
 無所属・山尾志桜里氏:「本当に最後の最後まで逆転の一票を積み上げて頂いた地元の皆さんのおかげ、感謝の気持ちに尽きます。本当にありがとうございました。一定の信託を頂いたと考えております」
 一方、東京の各選挙区では接戦が繰り広げられました。東京1区では、立憲民主党の海江田万里氏(68)が勝ち抜けました。東京3区は、自民党の石原宏高氏(53)が希望の党の松原仁氏(61)を下しましたが、松原氏も比例で復活です。東京18区は、立憲民主党に移った菅元総理(71)が競り勝ちました。東京24区は、安倍総理の側近・萩生田光一氏(54)が2位以下に大差をつけて勝利しました。

こちらも読まれています