衆議院選挙 自公3分の2超の議席で大勝 希望は失速[2017/10/23 11:51]

 衆議院議員選挙は、自民・公明の与党が今回も3分の2の議席を確保する大勝で政権を維持しました。一方、野党は希望の党が失速し、立憲民主党が第1党になりました。

 自民党はこれまでに283議席を固め、単独過半数を大きく上回りました。公明党と合わせると、憲法改正の発議に必要な3分の2にあたる310議席を超えました。小池都知事が率いる希望の党は基盤とする東京をはじめ、全国の選挙区で苦戦し、公示前から議席を減らしました。一方、立憲民主党は公示前の15議席から議席を4倍近く増やし、野党第1党に躍進しました。共産党は立憲民主党の躍進に押され、公示前勢力の21議席から大幅に減らす結果になりましたが、野党共闘の成果はあったと強調しています。日本維新の会は希望の党と東京と大阪で候補者をすみ分けたものの、本拠地である大阪でも議席を取りこぼし、公示前の14議席を下回りました。台風の影響で開票作業を23日に延期した選挙区が複数あるため、開票結果が確定するのは夕方以降になる見通しです。

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