選挙戦から一夜明け 安倍総理・与党の今後の動きは[2017/10/23 11:53]

 政府・与党の今後の動きです。経済政策や憲法改正問題をどう進めていくかが焦点です。

 (政治部・柊知一郎記者報告)
 安倍総理大臣はこれから官邸を出て、自民党本部での臨時役員会に出席します。選挙戦から一夜明け、決意を新たにしています。
 安倍総理大臣:「ここからが新たなスタートです。政策を実行し、結果を出していきたいと思います」
 今後の政権運営ではまず、看板として掲げた「人づくり革命」に取り掛かります。消費増税の使い道を変更し、教育無償化などを柱とする2兆円規模の政策パッケージを年内にまとめる方向です。政府高官は「安倍総理が本当にやりたい政策がどんどん進められる」と話しています。ただ、憲法改正について、安倍総理は「スケジュールありきではない」「与党だけで発議しようとは思っていない」と話しています。憲法改正を巡っては公明党と温度差がある一方で、野党をどう巻き込んでいけるかという一筋縄ではいかない課題があり、スケジュール感が焦点となります。そして、早速、安倍総理はアメリカのトランプ大統領と電話で会談しました。来月5日にはトランプ大統領が初めて来日するなど、外交も山場を迎えます。

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