Wi-Fi脆弱性対策「この会合で勇気100倍」と野田大臣[2017/10/26 17:03]

 最も安全とされてきた無線LANの規格がハッカーに破られることが判明したことを受け、総務省は専門家らによる対策会議を立ち上げ、その初会合が26日に開かれました。

 最新の「Wi−Fi」規格に今月、脆弱(ぜいじゃく)性が見つかったことを受け、総務省では修正プログラムがメーカーから配布され次第、アップデートするよう呼び掛けてきました。しかし、具体的な対策を取っていなかったため、専門家を集めて検討することにしたものです。会合では、サイバー攻撃によるネット障害の防ぎ方やインターネットとつながるあらゆる端末に関する対策などについて議論を始めました。野田総務大臣は「この分野の対策は遅れに遅れてきたが、この会合で勇気100倍」と期待をにじませました。年内に中間報告をまとめ、来年夏に取りまとめを行うことにしています。

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