ミサイル迎撃システム配備 秋田市と萩市で最終調整[2017/11/15 12:46]

 弾道ミサイルを迎撃するための地上配備型システム「イージスアショア」の設置場所について、政府は秋田市と山口県萩市で最終調整していることが分かりました。

 イージスアショアは海上自衛隊のイージス艦と同様の弾道ミサイルの迎撃システムを地上に設置したもので、東日本と西日本に1基ずつ配備される見込みです。政府関係者によりますと、秋田市の新屋演習場と萩市にあるむつみ演習場に配備する方向で最終調整が進められています。ただ、使用するレーダーが強い電波を発すること、さらに、周辺にイージスアショアを整備する施設や隊員の宿舎などが必要なことなどから、地元自治体への説明も行われる予定です。防衛省は2023年度の運用開始を目指しています。

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