総理きょう所信表明 「対北」「人づくり」で決意[2017/11/17 11:48]

 安倍総理大臣は17日午後、総選挙後、初めてとなる所信表明演説を行います。北朝鮮への圧力強化や「人づくり革命」などの取り組みに向けた決意を訴えます。

 (政治部・柊知一郎記者報告)
 安倍総理は今回、衆議院選挙で「国難」と訴えた大きな2つの課題を重点的に取り上げます。所信表明では、まずは北朝鮮問題について先の外国訪問での包囲網作りに向けた成果を強調し、圧力を強化していくことを訴えます。看板政策に掲げた人づくり革命については教育の無償化のほか、待機児童の解消を訴えます。消費増税後の税収の使い道の変更で、子育て政策や社会保障の整備に充てることについても改めて言及します。また、週明けからは代表質問が始まり、立憲民主党の枝野代表や希望の党の玉木代表らが質問に立ちます。消費増税を凍結したうえで子育て政策などの実現を主張するほか、森友・加計学園問題も引き続き追及します。安倍総理は公約の実現を最優先に位置付けていますが、選挙で繰り返し強調してきた「説明責任」をどう果たすかも問われています。

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