きょうから代表質問 野党は教育無償化などを追及へ[2017/11/20 11:48]

 国会では20日から各党の代表質問が始まります。野党側は安倍総理大臣が所信表明演説で強調した教育無償化や安全保障政策などについて追及します。

 (政治部・佐藤美妃記者報告)
 代表質問はこの後、午後1時から行われます。立憲民主党の枝野代表は安倍政権への対決姿勢を鮮明にします。枝野代表は安倍総理が掲げる「幼児教育無償化」について、親の年収や施設の種類にかかわらず、すべてを対象にするべきだと強く求めます。憲法9条の改正については自衛隊を明記すべきではないと批判します。一方、希望の党の玉木代表は憲法改正の議論には前向きな姿勢を示し、安保法制も大枠は容認したうえで、要件の厳格化に向けた法整備などを提案します。立憲民主党との違いを打ち出す狙いがあります。また、野党側は森友・加計学園の問題も追及する方針で、安倍総理がどう説明責任を果たすかも焦点です。立憲、希望の両党にとっては初めてとなる論戦の場で、それぞれのカラーを強く押し出す形となります。

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