北朝鮮が弾道ミサイル発射 菅官房長官が会見[2017/11/29 04:30]

 北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受け、菅官房長官が29日午前4時ごろに会見を開きました。

 菅官房長官:「本日3時18分ごろ、北朝鮮西岸より弾道ミサイルが発射され、1発が日本海の我が国のEEZ(排他的経済水域)内に落下するものとみられます。詳細は確認中です。また、付近を航空する航空機や船舶への情報提供を行っております。総理に本件について直ちに報告を行い、情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対して迅速・的確な情報提供を行うこと、航空機、船舶との安全確認を徹底すること、不測の事態に備えて万全の態勢を取ること、この3点について指示がありました。また、政府内に置いては、官邸危機管理センターに設置しております、北朝鮮情勢に関する官邸対策室において情報を集約するとともに緊急参集チームを招集し、対応について協議を行いました。さらに、国家安全保障会議、関係閣僚会議を今後、情報の集約及び対応について協議を行う予定であります。我が国としては、このような北朝鮮による度重なる挑発行為を断じて容認することはできず、北朝鮮に対し、厳重に抗議を行いました。また、拉致、核・ミサイルといった諸懸案を解決することもなしに北朝鮮に明るい未来はない。北朝鮮に対して政策の変更を強く求めました。引き続き情報収集、分析に全力を挙げ、今後、追加公表すべき情報を入手した場合は速やかに発表することと致します」

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