参院憲法審査会 9条改正に民進・共産は反対表明[2017/12/06 23:28]

 参議院の憲法審査会が約1年ぶりに議論を再開しました。自民党が9条への自衛隊の明記を主張したのに対し、民進党、共産党は反対を表明しました。

 民進党・白眞勲参院議員:「9条を巡る安倍総理の発言は、国民は欺く悪意のミスリードなのか。もしくは安倍総理が根本的な点で理解していないミステイクなのか。まさにミステリーとしか言いようのない発言だ」
 民進党は、9条に自衛隊を明記することに関して「集団的自衛権の行使を認めることになる」と主張し、安倍政権を批判しました。9条改正に関しては公明党から意見表明はなく、共産党は反対を訴えました。立憲民主党は参議院の審査会に委員を出していません。一方、自民党は自衛隊を9条に明記したうえで具体的に条文にどう書き込むかなど現在、党内で議論されている4つのテーマについて説明しました。

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