東京五輪を見据えたテロ対策で新たな組織設置へ[2017/12/12 00:05]

 政府は、東京オリンピック・パラリンピックを見据えたテロ対策として、関係省庁が収集したテロ情報を共有するために新たな組織を設置することを決めました。

 政府はこれまで国際テロに関する情報収集の体制を強化してきましたが、関係省庁の間で速やかに情報を共有することが課題になっていました。このため、政府は警察庁や外務省などテロ対策に関係する11の省庁が収集した情報を速やかに共有し、分析を行う「国際テロ対策等情報共有センター」を来年の夏に新しく設置することを決定しました。このセンターには11の関係省庁の職員が常駐し、情報分析の結果を総理大臣官邸に速やかに提供するということです。

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