羽生氏、井山氏に国民栄誉賞へ 将棋・囲碁で初[2017/12/13 11:47]

 将棋で前人未到の「永世七冠」を達成した羽生善治さんと、囲碁で七冠独占を2回達成した井山裕太さんについて、安倍総理大臣は13日、国民栄誉賞の授与を検討するよう指示しました。

 菅官房長官:「歴史に刻まれる偉業であり、社会に明るい希望と勇気を与えた。国民栄誉賞の授与について検討する旨を総理から指示があった」
 羽生さんは今月の竜王戦を制し、永世竜王の資格を得たことで、将棋の7大タイトルすべてで永世称号を獲得する「永世七冠」を史上初めて達成しました。また、囲碁の井山さんは10月に名人位を奪還し、初めて2回目の七冠独占という快挙を成し遂げました。井山さんは28歳で、個人として国民栄誉賞を20代で受賞するのは3人目です。将棋と囲碁の棋士に国民栄誉賞が贈られるのは初めてのことです。

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