年収850万円超から増税に　与党税制改正大綱決定へ[2017/12/14 11:54]

　自民党と公明党は、年収850万円を超える会社員らの増税などを盛り込んだ来年度の税制改正大綱を14日午後、正式に決定します。

　来年度の税制改正では働き方による不公平感をなくすため、所得税の基礎控除と給与所得控除のバランスを変更しました。また、日本を出国する際に1人1000円程度を徴収する「国際観光旅客税」や、森林を整備するための「森林環境税」も新たに導入されます。さらに、たばこ税については4年かけて1本あたり3円増税するほか、加熱式たばこも増税です。一方、公明党が強く主張していたひとり親世帯への税制優遇については、再来年度の税制改正で議論することになりました。