安倍総理と国連事務総長 安保理決議完全履行で一致[2017/12/15 07:01]

 安倍総理大臣は、国連のグテーレス事務総長と会談し、北朝鮮に核を放棄させるために安保理の制裁決議を完全に実施することが重要だという認識で一致しました。

 安倍総理大臣:「グテーレス事務総長との会談では、北朝鮮問題について議論し、朝鮮半島の非核化が地域の平和と安定の為に不可欠であることで完全に一致しました」
 安倍総理はこう述べたうえで、「対話は非核化に向けた意味あるものでなければならない」と訴え、今は対話よりも圧力を最大限に高めることで北朝鮮に政策変更を促す、という日本の立場に理解を求めました。一方、グテーレス事務総長は「制裁を履行することは平和的な非核化のための外交努力にもつながる」と述べ、外交努力の重要性を強調しました。また安倍総理は、共同記者発表のなかで「安保理閣僚級会合で北朝鮮への圧力強化に資する力強いメッセージを発出したい」との考えも明らかにしました。

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