民進党 “解党論”には反発強く 結論は先送りへ[2017/12/26 11:55]

 民進党は26日午後から両院議員総会を開き、新党結成など3つの再建案について話し合いますが、結論は先送りになる見通しです。

 (政治部・村上祐子記者報告)
 当初、執行部は野党がバラバラではどうしようもないと、解党したうえでの新党結成も検討しましたが、当面は民進党の看板と70億円の政党交付金はそのままになる見通しです。解党論を巡っては「離合集散を繰り返しても支持は得られない」と反発が予想以上に強く、今後の検討課題として棚上げされます。ただ、このままでは打つ手がないのも事実で、立憲民主党と希望の党に「統一会派」の結成を呼び掛けることの承認は取り付けたい考えです。ただ、立憲民主党側は「数合わせにはくみしない」としていて、一貫して消極的です。そして、希望の党も安全保障政策などで理念に隔たりがあります。大方針を打ち出せず、さらに、離党ドミノも恐れながらの散々な年越しになりそうです。

こちらも読まれています