菅官房長官が名護市を視察 来年2月の市長選にらみ[2017/12/29 17:20]

 菅官房長官は、来年2月の沖縄県名護市長選挙を前に市内を視察しました。

 菅官房長官としては、沖縄振興の実績を前面に掲げ、来年11月に行われる県知事選挙の前哨戦となる名護市長選で勝利を目指す考えです。
 菅官房長官:「沖縄の振興を国家戦略として総合的に積極的に進めていきたい。また、次に基地負担軽減については、できることはすべて行う」
 名護市内の道路事情などを視察した菅官房長官は、県の北部地域に続く道路の完成を1年半、前倒すよう指示しました。また、地元の区長らと会談し、相次ぐアメリカ軍の航空機の事故について、再発防止を徹底するようアメリカ側に働き掛ける考えを改めて強調しました。ただ実効性は不透明で、政府・与党にとって厳しい選挙戦となりそうです。

こちらも読まれています