陸上自衛隊の「降下訓練始め」 小野寺防衛大臣が檄[2018/01/12 23:32]

 陸上自衛隊のパラシュート部隊による新年恒例の「降下訓練始め」が行われ、小野寺防衛大臣は「日本を取り巻く安全保障環境は厳しさを増している」と檄(げき)を飛ばしました。

 小野寺防衛大臣:「北朝鮮が核・ミサイル開発を進めており、また、昨日には潜没潜水艦と中国艦艇が同時に尖閣諸島接続水域に入域するなど、我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しております」
 また、小野寺大臣は、鳥インフルエンザに対する災害派遣や海賊対策での海外派遣などを例に挙げて「自衛隊への期待がこれまでになく高まっている」と強調しました。陸上自衛隊の第1空挺(くうてい)団による降下訓練始めには自衛隊員約500人のほか、去年に続いてアメリカ陸軍の部隊も参加し、日米同盟の強化をアピールしました。

こちらも読まれています