安全保障の協力強化へ 日豪首脳が自衛隊施設を視察[2018/01/18 11:55]

 安倍総理大臣は18日午前、来日したオーストラリアのターンブル首相と自衛隊の施設を視察しました。安全保障の分野での協力関係の強化にはずみを付けたい考えです。

 両首脳はテロなどに対応する特殊部隊の訓練のほか、在外邦人保護の際に使用が想定される「輸送防護車」と呼ばれるオーストラリア製の車両を視察しました。また、地上配備型迎撃ミサイル「PAC3」についても説明を受けました。両首脳は午後に会談し、核や弾道ミサイルの開発を強行する北朝鮮に対して連携して圧力を掛ける方針を確認するほか、海洋進出を強める中国への対応についても協議します。また、自衛隊とオーストラリア軍が共同訓練や災害対応を円滑に進めるための新しい協定の締結に向けた議論も行われます。

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