きょうから代表質問 憲法改正・働き方改革追及へ[2018/01/24 11:49]

 国会では24日午後、代表質問が行われます。野党側は安倍政権が掲げる働き方改革や憲法改正について問題点を追及します。

 (政治部・佐藤美妃記者報告)
 トップバッターで質問に立つ立憲民主党の枝野幸男代表は、安倍総理大臣の政策は国民の感覚とずれがあると強調します。
 立憲民主党・枝野幸男代表:「保育所不足のなかでの無償化というのが現場の実態と大きくずれている。到底、暮らしの足元を見ているとは思えない」
 また、森友学園の問題を巡っては、これまで国会で「記録がない」との答弁を行ってきた佐川国税庁長官の更迭を求めます。憲法改正については、総理が各党の考えを出すよう求めていることについて「憲法は政治権力を制限するルールで、理想を語るものではない」として全うな議論はできないとあえて答弁を求めません。一方、希望の党の玉木代表は憲法9条改正への反対を明言します。また、政府の働き方改革は労働者のためになっておらず、的外れだと批判します。足並みの乱れも目立つ野党ですが、働き方改革にはともに反対の姿勢を示すなど考えが一致するテーマもあり、どこまで連携して安倍政権に対抗できるかが問われます。

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