安倍総理の改憲姿勢で論戦 発議の時期は明言せず[2018/01/25 11:49]

 国会は参議院で代表質問が行われ、民進党の大塚代表は憲法改正を巡る安倍総理大臣の姿勢や発議の時期などについてただしました。

 (政治部・村上祐子記者報告)
 トップバッターとして質問に立った大塚代表は安倍総理に切り込もうとしたものの、第一声からつまずきました。
 民進党・大塚代表:「民主党・新緑風会を代表して、失礼致しました。民進党・新緑風会を代表して…」
 大塚代表がこだわったのは、憲法改正に対する安倍総理の姿勢でした。
 民進党・大塚代表:「(安倍総理の)国会審議を形骸化する姿勢こそが、総理が熱意を燃やす憲法改正論議に国民や野党が信頼して応じられない最大かつ根本的な理由だ」
 安倍総理大臣:「与党、野党にかかわらず、幅広い合意が形成され、国民的な理解も深まっていくことを期待している」
 また、安倍総理は、発議の時期などについては「国会において判断されることだ」と述べるにとどめました。民進党は分裂した立憲民主党や希望の党を束ねて安倍政権を追い込みたいところですが、いまだに党内の憲法調査会は立ち上がっていません。

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