石破派が政策集 総裁選へ存在感アピール[2018/01/26 09:38]

 自民党総裁選挙への出馬に意欲を見せている石破茂元幹事長の派閥が憲法改正や経済政策などをまとめた政策集を発表しました。総裁選挙に向けて存在感をアピールする狙いがあります。

 石破茂元幹事長:「当然、これから先、我々が日本の国かくあるべしということを発表する時に大きな糧となるということは間違いないことでございます」
 政策集で石破氏は憲法9条の改正について、安倍総理大臣が主張した現在の条文はそのままで自衛隊を明記する条文を加える案について「陸海空自衛隊は軍隊なんですか、軍隊じゃないんですかという問題には結局、逢着(ほうちゃく)せざるを得ない」と疑問を呈しています。憲法改正案について自民党は3月末までに取りまとめる方針ですが、会見で石破氏は「憲法についてこう思うんだという議論を戦わせることは、自民党の在り方としてふさわしい」と述べ、9月の総裁選で憲法改正を争点にすべきだとの考えを示しました。

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