元理財局長や働き方改革巡る追及に総理、淡々と…[2018/01/26 11:52]

 国会は参議院で代表質問が行われています。共産党の小池書記局長は森友学園問題や働き方改革などで安倍総理大臣の姿勢をただしました。

 (政治部・有馬央記記者報告)
 小池氏は森友学園問題で、交渉記録はないと言っていた当時の佐川理財局長の発言を追及しました。
 日本共産党・小池書記局長:「明らかな虚偽答弁ではないか。総理は『適材適所だ』と言うが、このような人物が国税庁長官であることに納税者の理解が得られるとお考えか」
 安倍総理大臣:「文書の管理保存については、国会の場において財務省など関係省庁からしっかり説明させて頂く。国税庁長官の人事は他のすべての人事と同じく、適材適所の考え方に基づき、行ったものだ」
 さらに、小池氏は働き方改革を取り上げ、いわゆる「残業代ゼロ制度」は「まさに財界の要求そのものだ」と批判しました。これに対して、安倍総理は「多様な働き方を選択できる社会を実現するためのものだ」と反論しました。週明けからは予算委員会で一問一答形式の質疑が行われ、論戦が本格化します。

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