9条改正で石破氏 安倍総理の否定的な発言に反論[2018/02/02 07:06]

 自民党の石破元幹事長は、憲法9条の改正で自らが主張する改正案に対して安倍総理大臣が否定的な発言をしたことに反論しました。

 自民党・石破元幹事長:「総理が私の名前を挙げてかなりびっくりした。どのように行使をするのかきちんと法律に書きましょうというのが我が党の立場であったはずで、集団的自衛権をフルスペックで何でもやりますよ、ということを党として決めたことはない」
 安倍総理は先月30日の衆議院予算委員会で、石破氏が主張する憲法9条の2項削除案に対して「フルスペックの集団的自衛権の行使を認めることも可能になると思う」と懸念を示していました。また、谷垣グループの逢沢会長は、安倍政権が進める働き方改革について懸念を示しました。
 自民党・逢沢衆議院議員:「中小零細企業の経営者にとって、働き方改革はとにかく働く日数は増やしちゃいかん…労働時間は短くしろ、そして賃金を上げろと…とにかくかなわんじゃないかと」
 そのうえで、逢沢氏は「中小企業経営者がメリットがあると納得するものでなくてはならない」と注文を付けました。

こちらも読まれています