米新型ミサイルが迎撃実験に失敗 日本も導入予定[2018/02/02 15:02]

 小野寺防衛大臣は、北朝鮮による弾道ミサイルの発射などに対応するために開発を進めている新型の迎撃ミサイルの実験が失敗したことを明らかにしました。

 小野寺防衛大臣:「試験結果については、迎撃は確認されていないと聞いております。仮にミサイルに改善する点があれば、今後の生産過程に反映していくことは十分、可能と考えております」
 実験に失敗したのは日本とアメリカが共同開発している新型の迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」で、海上自衛隊のイージス艦や地上配備型の迎撃システム「イージス・アショア」に搭載される予定です。去年2月の初めての実験では迎撃に成功しましたが、6月の2回目の実験は失敗していました。今回で2回連続の失敗となりますが、小野寺大臣は「配備スケジュールに変更はない」と説明しています。

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