総理、米副大統領と会談 北朝鮮への圧力強化で一致[2018/02/07 17:57]

 安倍総理大臣は平昌(ピョンチャン)オリンピックの開会式に出席するのを前に、6日に来日したアメリカのペンス副大統領と会談しました。北朝鮮への圧力を強化する方針を改めて確認しました。

 (政治部・井上敦記者報告)
 安倍総理は日米同盟の強固な絆を改めて内外にアピールしたうえで、核武装した北朝鮮は決して受け入れられないと強く牽制(けんせい)しました。
 安倍総理大臣:「北朝鮮のほほえみ外交に目を奪われてはならないことを訴えていくことで一致した。北朝鮮にその政策を変えさせるため、日米、日米韓で連携してあらゆる方法で圧力を最大限まで高めていく」
 一方で、ペンス副大統領は「すべての選択肢はテーブルの上にある」と述べて、日米が完全に一致していると強調しました。また、日米共通の狙いは、北朝鮮のオリンピック参加を巡って融和姿勢へ傾く韓国に対し、核・ミサイルの問題が続くなかでは日米韓3カ国の連携が何よりも重要だと釘を刺すことです。安倍総理としては、世論の反発もあるなかで開会式出席を決断しただけに、北朝鮮問題で足元をしっかりと固めたうえで、韓国入りしたいという思いがあります。

こちらも読まれています