国家公務員の定年を65歳へ 「役職定年制」導入も[2018/02/16 11:48]

 政府は、原則60歳と定めている国家公務員の定年を段階的に65歳に引き上げる検討を始めました。

 菅官房長官:「高齢期の職員が培った知識、技術、経験等を生かして活躍することは重要な意義を有するものと考えます」
 政府は国家公務員の定年を段階的に65歳まで引き上げ、人件費を抑制するため、一定の年齢に達したら管理職から外す「役職定年制」の導入を検討します。また、退職手当の割り増しなど、自主的な早期退職者を支援する仕組みもつくる方針です。一方、16日朝の閣議で、新しい高齢社会対策大綱も決まりました。高齢者の就労を促すため、公的年金の受け取り開始を70歳からでも選択できる制度を検討することになります。

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