裁量労働制データで追及へ きょう総理出席集中審議[2018/02/20 00:05]

 裁量労働制に関する労働時間のデータを巡って与野党の対立が激しさを増すなか、20日、国会では安倍総理大臣が出席して集中審議が行われます。

 立憲民主党・辻元国対委員長:「なぜおわびをしたのか、そこに至る経過はどうなのか、ここをはっきりしてもらわないと大臣の責任問題にもつながっていくんじゃないかと」
 加藤厚生労働大臣は、19日の予算委員会で裁量労働制の労働者の方が一般労働者よりも労働時間が短いというデータについて、「調査方法が不適切だった」と謝罪しました。これに対し、野党側は加藤大臣が7日にはデータの不備を把握していながら公表が遅れたことに反発し、一部の野党が審議の途中で退席するなど議論が紛糾しました。20日の集中審議では、安倍総理や加藤大臣の関与などを追及する方針です。

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