近くに漁船「水しぶきが…」 米軍機が湖に燃料投棄[2018/02/20 11:45]

 青森県のアメリカ軍三沢基地を離陸したF16戦闘機がエンジン火災を起こし、燃料タンクを近くの湖に投棄しました。けが人の情報はないということです。

 小野寺防衛大臣:「今回、なぜこのような事故が起きたかということは、米側にその原因を含めた状況について説明を受けるとともに、再発防止について米側には申し伝えたい」
 アメリカ軍から防衛省に入った連絡によりますと、20日午前8時39分ごろ、三沢基地を離陸したF16戦闘機がエンジン火災を起こして燃料タンク2本を青森県の小川原湖に投棄したということです。戦闘機は直後に三沢基地に引き返して着陸したということで、けが人の情報はありません。また、小野寺大臣によりますと、湖に油のようなものが浮いていることを防衛省の職員が確認したということです。
 小川原湖漁協・細井崇会計主任:「現場で漁をしていた方から通報があった。湖に落下物があって水しぶきが上がった」「(Q.漁をしている方に被害は?)ないです。どういったものが落下したのかという情報を今のところ、把握しきれていない」

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