今国会初の憲法審査会 改憲巡って各党意見割れる[2018/02/22 05:56]

 今年、初めての憲法審査会が参議院で開かれました。改憲を巡る各党の主張は隔たりがあり、今後の意見集約については難しさをみせています。

 憲法9条を巡っては自民党の山谷議員が1項、2項を残し、3項に自衛隊の目的と性格を書き込むべきだと主張しました。希望の党の松沢議員は3項への「自衛権」明記を主張しました。公明党と維新の会は、憲法9条については触れませんでした。共産党と立憲民主党などは改正に反対しました。一方、憲法改正に意見集約を急ぐ自民党に対しては、石破茂元幹事長が苦言を呈しています。
 自民党・石破茂元幹事長:「まず自民党としてどうなんだってことを決めないで、『他の党が納得してくれる案は何なのかな』なんていうのは、政党として正しいやり方だと思ってません」

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