自民「もっと増やすべき」カジノ認定地域数を先送り[2018/02/28 11:55]

 カジノを含むIR(統合型リゾート)を認定する地域の数について、政府は当初、2カ所から3カ所にする方針でしたが、自民党から異論が相次いだため、結論を先送りしました。

 IRの誘致を巡っては現在、東京都や横浜市、大阪府などの都市部のほか、北海道、長崎県、和歌山県などの自治体が検討しています。このため、自民党側から「IRを認定する地域は全国2、3カ所」とする政府の方針に対して「もっと増やすべきだ」などの異論が相次ぎました。これを受けて政府側は認定する地域の具体的な数を示さず、引き続き与党側と協議することになりました。また、政府案ではギャンブル依存症対策として、IRの誘致の際には地元議会の承認を条件とすることが新たに盛り込まれました。

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