働き方改革関連法案 総理、裁量労働制「全面削除」[2018/03/01 05:50]

 安倍総理大臣は、働き方改革関連法案から裁量労働制の対象業務の拡大について全面、削除する考えを明らかにしました。

 安倍総理大臣:「裁量労働制度にかかるデータについて国民の皆様が疑念を抱く、そういう結果になっております。そこで今回、提出する働き方改革法案のなかにおいて、裁量労働制については全面、削除するよう指示しました。厚生労働省で実態を把握したうえにおいて、議論をし直すようにすることとした次第です」
 一方、一部の専門職を労働時間の規制から外す「高度プロフェッショナル制度」の創設など裁量労働制以外の法案の柱については維持し、今の国会で成立させる考えを強調しました。

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