「裁量労働制」削除受け 自民新たな法案の党内議論[2018/03/01 19:14]

 安倍総理大臣が働き方改革法案から裁量労働制の対象業務拡大についてを全面削除する考えを示したことを受けて、自民党では新たな法案について議論が始まりました。

 自民党・岸田政調会長:「厚労省においては、昨晩の総理の方針を法案に落としたならば、どういったことになるのか、早速検討してくれたようですので、これをご議論頂きたいと思います」
 自民党は、裁量労働制の対象業務の拡大を全面削除した新たな法案について、厚生労働省から説明を受けました。出席者からは、総理の判断を尊重する声が上がる一方で、生産性の向上に悪影響がないのか懸念する意見も出ました。橋本厚労部会長は、法案の提出時期について「3月中旬を諦めたわけではない」としながらも、「納得して提出できる状況を作る」と話しています。

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