総理が韓国特使と面会 北朝鮮非核化へ連携で一致[2018/03/13 11:47]

 安倍総理大臣は、北朝鮮を訪問した韓国の徐薫(ソ・フン)国家情報院長と面会し、非核化に向けて日韓両国が緊密に連携することで一致しました。

 (政治部・井上敦記者報告)
 会談は13日午前11時前に始まり、今もまだ続いていて、異例の長さとなっています。
 安倍総理大臣:「非核化に向けて北朝鮮が具体的な行動を取ることによって、その言葉を実現することが極めて重要であると考えています」
 韓国・徐薫国家情報院長:「金正恩委員長が自分の言葉で非核化への意思を明らかにしたのは、とても意味のあることだ」
 また、安倍総理から核・ミサイル問題のほか、拉致問題の解決に向けても日米韓で協力していくことが重要だと訴えました。これに対して徐薫氏は、安倍総理とペンス副大統領が平昌(ピョンチャン)オリンピック開会式に来たことで良い流れが始まったと応じました。安倍総理は米朝会談が行われる前に、来月早々にもアメリカを訪問し、トランプ大統領と直接、方針のすり合わせを行います。北朝鮮を取り巻く状況が急激に変化するなかで、安倍総理としては日米韓3カ国の連携を確認したい考えです。

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