改ざん発覚後初の国会 安倍総理は関与を改めて否定[2018/03/14 11:45]

 森友学園を巡る決裁文書の改ざんが明らかになって以降、初めて国会で安倍総理大臣が出席して質疑が行われ、安倍総理は国有地売却などへの関与を改めて否定しました。

 (政治部・安間由太記者報告)
 参議院の予算委員会は日本維新の会を除く野党が欠席するなか、行われています。
 安倍総理大臣:「妻に関する記述についても、すでに公開されたものについて引用されているところ。もう一点は籠池氏の発言が書かれているだけであろうと思うわけで、この書き換え前の文書を見ても私や私の妻が関わっていないことは明らかだ」
 また、安倍総理は、文書の改ざんについて「指示したことは全くない」と強調しました。自民党と公明党の幹部は14日朝に会談し、佐川前国税庁長官の国会招致について、野党側が出席して行う質疑や今後の財務省の調査結果を見極めたうえで、検討する考えで一致しました。ただ、昭恵夫人の国会招致には応じない方針です。
 立憲民主党・辻元国対委員長:「佐川さんの国会での証人喚問はもちろんのこと、それだけで済むのかしらと。特に安倍昭恵氏について聞いてみたい」
 野党側はあくまで佐川氏の証人喚問が審議に応じる前提だとして攻勢を強めています。

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